シャツにつきやすい【襟の汚れ】を綺麗に落とす方法

COLUMN

シャツにつきやすい【襟の汚れ】を綺麗に落とす方法

シャツにつきやすい【襟の汚れ】を綺麗に落とす方法


以前の記事『Yシャツに優しい「ハンガー選び」とシャツの正しい「たたみ方」』では、シャツの正しい「たたみ方」や「ハンガー選び」についてご説明しました。
ただし、シャツを綺麗に保管するためにはこれだけでは不十分です。
実は、「洗い」にも目を向ける必要があるのです。

シャツのなかでも襟は特に汚れが目立つ部分として知られており、綺麗に落とせないまま保管してしまうとシャツの持ちが悪くなってしまいます。
シャツの襟の汚れを綺麗に落とすにはどのような工夫が必要なのでしょうか。

この記事では、シャツの襟につきやすい皮脂や黄ばみなどの汚れを取り除く方法を紹介します。

シャツにつく汚れの原因を知る


黄ばみや黒ずみの原因は、皮脂であることが多いです。皮脂は油なので水となじみにくく、水洗いではなかなか取れません。
その皮脂が襟につくことで「黄ばみ」になり、そこにホコリやチリが溜まっていくことで「黒ずみ」となります。
さらに襟は、肌とシャツの生地がこすれやすい部分のため、汚れが繊維質の奥にまで入り込みやすいという面もあるのです。

シャツを綺麗な状態に保つには、汚れがひどくなる前に適切に洗っていくことが大切です。

頑固な「黄ばみ」や「黒ずみ」の汚れを取り除くには?

正しいサイズを見極めるにはどうすればいいのか?


・襟の「黄ばみ」をサッと落とす方法
黄ばみの原因は皮脂なので、皮脂を分解できる洗剤を使えば黄ばみ除去も楽におこなえます。おすすめは、食器洗い用の中性洗剤です。
洗い方は簡単です。洗剤をお湯で薄めて、ブラシやスポンジを浸してから襟の汚れが気になる部分をこすっていきます。

その後はぬるま湯ですすいでから、いつも通り洗濯機で洗うだけ。
たったこれだけのことで、襟の汚れをしっかりと取り除くことができます。

・ガンコな「黒ずみ」を取り除く方法
黒ずみを取り除くには、前述した黄ばみを取り除く方法をおこなってから、洗濯機に入れる前に「酸素系漂白剤」を利用するのがおすすめです。
黄ばみを取り除くためにブラシやスポンジで洗い、すすいだ後に今度はぬるま湯に酸素系漂白剤を溶かして、そこにシャツを2〜30分ほど浸しておきましょう。

漂白剤は汚れの色素そのものを破壊する働きがあるため、シャツを白く保ちたい方には最適のテクニックといえます。

汚れ具合に応じた洗い方を心がけていけば、綺麗な状態のままシャツを長持ちさせることができます。

以前にご紹介したたたみ方・ハンガーの選び方に加え、今回ご紹介した洗い方をマスターすれば、お気に入りのシャツを長く使い続けられるようになるでしょう。
清潔感の溢れるシャツを身につけて、明日からも気持ち良く過ごしてください。

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