ネクタイのディンプルを1日中美しく保つ秘訣とは?

COLUMN

ネクタイのディンプルを1日中美しく保つ秘訣とは?

ネクタイのディンプルを1日中美しく保つ秘訣とは?


ネクタイの結び目の下にあるくぼみ「ディンプル」に目を向けたことはありますか?
欧米では、ネクタイにディンプルをつけることがファッションの一部やマナーとして考えられています。
あまり馴染みがないかもしれませんが、ネクタイを着用した時にサッとディンプルを作ることができれば、おしゃれに気を配れる印象を与えることができるでしょう。

今回は、ディンプルが求められる場やディンプルを綺麗に保つことができるおすすめの結び方について紹介します。

ネクタイのディンプルを作る必要性とは?


ディンプルはネクタイのデザインを引き立て、美しく飾るためのテクニックの1つです。
ディンプルを作ることで、ネクタイに立体感を出すことができます。

そのため、結婚式やドレスコードがあるレストランでの会食など、いわゆる「しっかりとした服装で臨むべき場面」では「ディンプルを作る=マナーの一環」として考えておいて良いでしょう。
しかし、お葬式や法事など、着飾った装いをすべきではない場面では、ディンプルは作るべきではないと考えられています。

ディンプルを作る時はTPOに配慮することが求められます。

ネクタイのディンプルを作りやすくするコツ

ネクタイのディンプルを作りやすくするコツ


「ディンプルは作りづらい」と感じている方や、「作ってもすぐになくなってしまう」と悩む方も多くいらっしゃいます。
ディンプルを効果的に作るためには「生地選び」と「結び方」に着目していく必要があります。

・生地選び
ディンプルを崩れにくくするためには、シワができにくい比較的厚みのあるネクタイを選ぶことがおすすめです。
ネクタイの厚みをはかる単位としては、「オンス」というものがあります。
約50オンス以上のものは厚みがあるため、このようなネクタイを選ぶと良いでしょう。

・結び方
ディンプルが崩れてしまう原因の1つに「溝の作り方が浅い」というものがあります。
一般的に、ディンブルを作る際はネクタイの形を作ってからディンプルを作ることが多いです。

しかし、しっかりとした形を作っていくには、ネクタイの形を作る前からディンプルを作っていくことがポイントです。
ネクタイを結ぶ際、最後に結び目の上からネクタイの先端を通しますが、この時点で既に人差し指などで深くくぼみを作っておいてください。そのまま、ネクタイの結び目を強めに締めることで1日中美しいディンプルを保つことができるのです。

ディンプルは、ネクタイを美しく際立たせるのにおすすめしたいテクニックの1つです。
ディンプルを綺麗に保つために、ぜひ今回紹介したネクタイの選び方や、結び方を意識してディンプルの形状を長持ちさせてみてはいかがでしょうか。

「ディンプルを作るのがどうしても上手くいかない……」という場合は、はめるだけで簡単にディンプルを作ることができる「ディンプルクリップ」というアイテムがあるので利用するのもひとつの手です。
美しいディンプルを作れるよう、ぜひ一度チャレンジしてみてください。

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